私はamazonのお薦めのままに読んできて、アジア系文学というとインド系だとばっかり思っていました。だから、チトラ・ディヴァカルニとか、アルンダティ・ロイ、サルマン・ラシュディ、Indu Sundaresanなんかが続々と出てくるんだと思っていました。
でも、チトラ・ディヴァカルニが１回だけ出てきた他は、ジュンパ・ラヒリが出てくるぐらいで、日系、中国系、コリアン系ばっかりでした。それも、ジュリー・オーツカだって大して長く取り上げられていないし、「天皇が神だったころ」をの関連情報を探して「天皇制」というキーワードの場所を読んでも、どこに天皇制が出てきたのかよくわからないぐらいの取り上げ方。英語だけで日本語訳がないものはスルーしてるのかな？
ずい分高い買い物だったけど、書評本とは全然違うんだなという感想です。結構前に出た、ある程度評価が確定しているものばかりが取り上げられるんだろうか？ 今はやりのものはあまり出てきません。
ちなみに私は、大学でこういうものを専攻しているわけではありません。
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